はじめに
テレワーク環境として、これまでWebカメラ(Logicool Brio)のマイクとBluetooth接続のスピーカー(Tribit MaxSound Plus)を使ってWeb会議をやっていましたが、どうも、相手によっては、スピーカーからの音声がマイクに回ってしまって、聞きにくい状況だったということが最近分かり、エコーキャンセルがきちんと働くであろう、スピーカーフォンを購入することになりました。
※Tribit MaxSound Plusにはマイク内蔵なのでエコーはしないのですが、音がこもってしまってました。Logicool Brioのマイクは音声がとてもクリアなのですが、上記記載の通り、エコーしてしまってました。
何にしようか・・・
「スピーカーフォンを購入しよう!」と決めたのですが、何にするか、結構迷いました。
Amazonで、スピーカーフォンを検索すると、多数出てきました。以前使っていたAnker社のPowerConfも定番のようですし、かつて電話会議用の端末やテレビ会議の端末を出していたPolycom社(今は、Poly社)の端末などもあるようです。Webカメラは、Logicool社のものを使っていますが、Logicool社からもスピーカーフォンが出ていました。
そんな中、以前会社で使ったことがあった、Jabra社も出てきまして、使いやすかったことを思い出し、Jabra社のものを選んでみようかと検索を始めたところ、SPEAK2シリーズとして新機種がリリースされていることが分かり、興味が出てきたという訳です。
Jabra SPEAK2 シリーズ
「Jabra Speak2 40」「Jabra Speak2 55」「Jabra Speak2 75」の3モデルの展開となっており、ノイズキャンセレーション、フルデュプレックスなど、Web会議の音声品質を改善できる機能が搭載されていて、従来のUSB-Aと、USB-Cに対応しています。上位の、75と55は、Bluetooth接続も可能となっています。
接続する予定の機器は、MacBook Airで、端子がUSB-Cしかないので、USB-Cで接続できるのは助かります。※USB-Aだと変換アダプターをつけることになるので、スマートではないですよね。
かなり良さそうなJabra SPEAK2シリーズなのですが、「Jabra Speak2 40」「Jabra Speak2 55」「Jabra Speak2 75」の3モデルの展開で、それぞれ、どれも良いお値段なのです。40は、エントリーモデルで少し低めのお値段ですが、Bluetooth接続ができない、75は、ハイエンドモデルでワイドバンドオーディオが気になるのですが、お値段が一気にお高くなってしまうので、真ん中の55に決めることにしました。
「Jabra SPEAK2 55」
さて、SPEAK2 55ですが、Teams版とUC版が用意されてます。普段利用している、Web会議のソフトウェアに合わせて選択すると良いとのことですが、自分が普段利用しているのは、Cisco Webexなのですが、残念ながらメーカーサイトには、どちらが良いか記載がありませんでした。(※頑張れCisco!)ですが、MS Teamsはたまにしか接続しないので、UC版を購入することにしました。
Teams版は、前面にMicrosoft Teams用ボタンが付いていて、Teams会議への参加や会議中に挙手をするなどができるようになっているようです。UC版は、同じ部分にはスマートボタンとなり、Jabra Direct(ソフトウェア)でボタンの動作をカスタマイズできるようになっています。音楽の再生/一時停止、音声アシスタント呼び出しが選択できます。UC版の方が、汎用性が高そうです。
Jabra Direct
Jabra社のサポートページからダウンロードができるソフトウェアで、Windows版とMac版が用意されています。Jabra Directを使うことで、SPEAK2 55の設定(スマートボタンの設定など)ができるようになっています。
デバイス名称の設定やファームウェアのバージョンアップなどもできるようになっています。
おわりに
元々の懸念であったWeb会議の音声品質問題(相手の声が回ってしまう)は解消されて、快適なWeb会議ができるようになりました。また、持ち運び用のポーチも付属していて、会議のお供として持ち運んで使っていきたいと思います。
会議用のスピーカーとして完成されているのですが、音楽の再生については、低音がややモノ足らない印象ですので、補助的に使えたらと思います。
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